シャフト理論

シャフトの硬さとヘッドスピードの一致

 

目   次

 

シャフトとヘッドスピードの一致は重要


不一致で起こる問題点


>シャフトとヘッドスピード一致と打ち出し角


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飛距離アップするヘッドスピードとシャフト関係

 

ヘッドスピードにシャフトcpmを一致させなければならない重要性

 

波形の波長で説明したように、波長はシャフトがシナリをおこし、元の状態に復元する時間で、分析の結果、250cpmと260cpmのシャフトのシナリ時間が異なることがわかります。

 

ほんの僅かな時間差ですが、40m/cのヘッドスピードを時速に換算すれば約144k/mの速度でスイングしている事になります。

 

この速度でスイングすれば、シナリ速度のわずかな違い0.06(250cpm)-0.057(260cpm)=0.003秒ですがインパクト時のヘッド位置の距離の違いは約43cm(144km×0.003=43cm)にもなります。

 

この僅かな時間の違いでインパクト時にヘッドの芯を外し、ミート率の低下をまねき、さらにフェースが角度をもってインパクトするので、ボールにサイドスピンがかかり飛距離の大きなロスと不安定な方向をもたらします。

 

また、波長とは別に波高は車で言えばバンドル部分に当たり、この遊びが大きいとフェースアングルが大きくなり、小さいと遊びが少ないことになります。遊びが小さいと、インパクトでヘッドの返りが鈍い反面方向性の操作性には優れています。 一方遊びの大きい場合はヘッドの返りは良くなる反面、方向性の操作性は難しくないます。

 

この遊びはヘッドスピードに比べてシャフトが軟らかい場合に大きく、ヘッドスピードに比べてシャフトが硬い場合少なくなります。

 

シャフトの不一致は、フェースアングルの入射角度の違いをおこし、不安定な球筋を生む結果に繋がります。

 

 

以下の表からも、シャフトCPM(硬さ)とヘッドスピードの不一致から起こる、ミート率の低下は、歴然と飛距離ロスに繋がることがわかります。

ヘッドスピード

ミート率

飛距離

飛距離ロス

40m/c

1,5(100%)

240y

1.4

224y

26y

1.3

208

42y

 

参考資料 アマチュアゴルファーの平均ミート率は1.31前後  プロの平均ミート率は1.47前後

 

この事から、シャフト振動数とヘッドスピードの一致が重要かが理解できると思います。

 

これは今まで勘やフィーリングの世界で体感していた経験者のみならず、ゴルフのビギナーの方でも、使用クラブの数値を見る事でシャフトの悩みや、その原因を明らかにできシャフトの合わない原因を解明できる手段になるのです。

 

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上

 

 

 

 

シャフトcpmの不一致で起こる現象

justインパクト

 

シャフトの最下点は、スイング中回転軸からヘッドの位置が最も距離が遠くなり、ヘッドに最大エネルギーが蓄えられます。この最大エネルギーとヘッドスピードを一致させることで、ヘッドのエネルギーとヘッドスピードのエネルギーが合体して、相乗効果でボール初速がマックスを迎え、大きな飛距離と安定した弾道を打つことができるのです。

 

 

例えば、最適振動数250cpm装着のシャフトで最高の弾道と飛距離を打てるゴルファーが、もしシャフトの硬さの違う260cpm装着のシャフトを試すと以下の状態がおこります。
cpmグラフ
ポイント:本人の基準に比べて、 シャフトが硬く、クラブが重いボールを捕まえる直前に、シャフトの復元(シャフトの最下点)が終息してシナリの持っているパワーをボールに十分伝達できなくなります。

 

またシャフトの反転速度が鈍る為ヘッドの返りが鈍くなり、球の捕まりが悪くなり、インパクトでフェースは開きスライスになります。

 

■ アウトオブフェースでインパクトするため、ヘッドの重心より内側の下でヒットするのでスライス系のボールになり、またヘッドの重心がボールより上にくるため、オーバースピンが少なく、球は上がりません。
結果、球の捕まりが悪く、飛距離も出ないスライスの球筋になります。

 

■ シャフトが硬くなると、クラブを重く感じてしまい、スウイングで力みやすくなり、余裕のない手打ちのスイングになる可能性があります。又硬い場合、球の捕まりが悪くなるため、必要以上にインパクトで手首を返すことで左にひっかて球が出てしまいます。その結果、手首や腰を痛めることがよくあります。

 

■ ヘッドの重心よりボールの重心が下でインパクトしやすく、ボール初速も上がらないため、ボールを浮かすための十分なスピンがかからず低い弾道で飛距離のでない打球になります。
ボールの回転軸
シャフトがヘッドスピードに比べて硬い場合、ボールが正しい順回転にならず、上の図でオレンジの線で表示されている様に、回転軸が右に傾きます。これは球筋が右にスライスすることを表しています。

 

この原理はバイクで右に回る時、体を右に傾斜させて右方向に進む原理と同じです。
さらに、この右傾斜はフェースのロフトと関係があり、ロフトの少ない程、傾きは大きく、少ない程小さくなります。
ドライバーでは、ロフトが小さいため球が大きくスライスしやすく、ロフトの大きいPWではスライスの度合いが小さくなるのはこのためです。

 

 

逆に、 最適振動数260cpm装着のシャフトで、最高の弾道と飛距離を打てるゴルファーが250cpm装着のシャフトを試すと以下の状態がおこります。
振動数グラフ

 

インパクト直後にシャフトの復元(シャフトの最下点)が最大になるため、球を捕まえすぎる状態になります。またインパクト直後にヘッドの反転速度が、最大の状態になり、フェースがカブル状態になります。

 

■ アウトオブフェースでインパクトするため重心より外側の上にあたる
   ためフック系の球筋になる。

 

■ ヘッドがカブル現象はインパクトでロフトが立つ状態で球を捕まえるので、低い弾道のフックするボールになります。時に球を捉まえすぎてしまい大きく左にフックやチィーピンが出やすくなります。

 

■ タメが大きく、ヘッドが暴れやすく方向性が不安定になる。(シャフト振り幅が大きいためフェースローションが大きい)

 

■ 力んでスイングすると、ヘッドがインパクト時に戻りきらず、フェースの外側の上に当り易く、ロフトがさらに大きくなり、スピンの多い高弾道のスライス(右に高弾道のフケ球が出てしまいます。

 

ボールの回転軸
また、シャフトがヘッドスピードに比べて柔らかい場合、正しいボールの順回転にならず、上の図でグリーンの線で表示されている様に、回転軸が左に傾きます。これは球筋が左にフックをすることになります。

 

この原理はバイクで左に回る時、体を左に傾斜させて左方向に進む原理と同じです。

 

さらに、この左傾斜はフェースのロフトと関係があり、ロフトの少ない程、傾きは大きく、少ない程小さくなります。

 

ドライバーでは、ロフトが小さいため球が大きくフックしやすく、ロフトの大きいPWではフックの度合いが小さくなります。

 

 

上

 

 

 

 

シャフト一致とボールの打ち出し角度

 

シャフトの復元速度とヘッドスピードが合体し、最大エネルギーを効率良くボールに伝えても、もう一つの重要なポイント、ロフトやヘッド機能があります。
それは、ボールの打ち出し角度になります。せっかくの最大エネルギーでもってインパクトしても低い弾道で打ちだしたり、不必要な高弾道の球を打っては最大エネルギーに十分な見合う飛距離を出す事ができません。

 

特に、打ち出し角度とは、写真で示すように、ボールの飛び出し角度と地面との間にできた角度で、大きい程、高弾道で、小さい程、低弾道になります。

打ち出し角度

ボールのスピン量は多い程高弾道、少ない程低弾道になります。

 

打ち出し角度は、ヘッドのロフト、スイング軌道で決まりますが、最近のドライバーの特徴は高弾道、低スピンが飛距離をだす条件になってきています。

 

この、高弾道で低スピンは物理的には相反する条件になりますが、ヘッドの大型化により重心位置を深くして打ち出し角を大きく、スピンを作るスコアーラインをなくす方法で、スピン量を抑え、高弾道、低スピンの弾道を実現しています。

 

一般的には、ロフト角に2~3度プラスした値で15度±3が、ボールの最適打ち出し角度になり、非力でヘッドスピードの少ない方には、20度前後になりますが、市販のクラブのロフトはリアルでなく、9,5度で11度程度のロフトになっているのがほとんどで、十分チエックして、ロフトの選択をしてください。

 

この打ち出し角度が低いと、落下地点が早くなり飛距離が出なくなります。地面を這うボールは空気中のボールよりはるかに抵抗が大きく、ボールは飛びません。

 

飛距離を出せるスピン量

 

このスピンとは、バックスピンの事で、ボールに揚力を与えボールのキャリーを出すには絶対必要な要素になります。

 

このバックスピは、ヘッドスピードが40m/cのゴルファーで2500r/sで45m/cのゴルファーでは2800r/sが最適と言われています。

 

ヘッドスピードの少ないゴルファーが低ロフトのクラブを使うと、十分なスピン量が得られず、ボールは失速して飛びません。

 

逆に、ヘッドスピードの速いゴルファーは高ロフトのクラブを使用すると、ボールに過度の揚力が働きボールが吹き上り距離が出なくなります。

 

最後に、スイング軌道も打ち出し角度に影響をあたえます。

 

特に、ティ―アップするドライバーの場合、スイングの基本はアッパースイングになりますが、ダウンブロー気味にインパクトすれば、過度のスピンが起こり、やはり飛距離を伸ばす事が出来なくなります。
硬めシャフトや低ロフトのクラブはヘッドスピードがなければ、なかなか難しくスイングを壊してしまう危険があります。

 

飛距離の出ないゴルファーは見栄をすて、まずは、高ロフトで高弾道の球が打てるようにするのが先決です。

 

以上の様に、シャフトの最適振動数を知った上で、適正なロフトの選択で、ボールの打ち出し角度を適正にし、この最大エネルギーを有効に利用することが重要になります。

 

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最適振動数から±3cpm
飛距離、方向性には大きな違いはありません。球筋はフェードボール、ナチョラルフックで自分のイメージでスウイングできる。

 

チャート

 

 

 

最適振動数から±6cpm
ビギナーには感じませんが経験のあるゴルファーには少し違和感を感ます。、飛距離、方向性に影響が出てフック、スライスの球筋になります。

 

チャート

 

 

最適振動数から±9cpm
ミート効率が下がり、飛距離、方向性が安定せず、大きく曲がるスライスやフックがでます。スウイングのタイミングも難しくなります。

 

チャート

 

 

 

最適振動数から±12cpm
シャフトが硬い場合は重くスライス、ヒッカケがでます。逆に軟らかい場合はシャフトの遊びが大きくヘッドが安定せず球筋はスライス、フック系です。

 

チャート

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