トルク・スパインの役割、トルク、シャフトねじれ

トルク・スパインの役割

 


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トルクの役割

 

スイング中のシャフトは複雑な動きをします。

 

この動きは、シャフトの先に装着されているヘッド重量で起こる回転のシナリで、トルクと呼ばれるシャフトのネジレの単位になります。

 

下の写真からシャフトの中心の延線上にヘッドの重心があるのでなく、シャフトの中心線より離れた位置に重心があります。

 

スイングは回転運動であることから、シャフトの中心線の外側に重心があるためヘッドの重みでシャフトに回転の慣性モーメントが働きます。

 

その回転(ネジレに耐える)に耐える回転強度がネジレの単位になります。

 

シャフトトルク

 


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トルクの定義
トルクは、シャフトのねじれ度合いを示す数値で基準値として1.5~7程度まで設定されています。

 

この数字が大きいほど、ねじれの大きいシャフトという意味になります。 トルクとは、クルマのハンドルでいう“遊び”のようなもので、トルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。

 

そのためヘッドスピードの少ないゴルファーやスイングが不安定なゴルファーほど、大きなトルクの恩恵を受けられるでしょう

 

 

シャフトはインパクトにかけて、複雑な動きをします。

 

それは、シャフトの本来の性質である直進性のシナリです。このシナリはシャフトの硬さになりますが、それとば別に直進性のシナリに同調するようにシャフトにはネジレがおこります。

 

これはシャフトの先にヘッドが装着されることでおこります。アドレスで構えたヘッドはテークバックで角度を持った回転を行うことで、フェースが徐々に開いていきます。

 

ダウンスイングでは、この開いたフェースがアドレス時の位置に正しく戻ろうとする力が加わり、この力がシャフトのネジレがおこります。

 

このネジレが、トルクと呼ばれ、インパクトのヘッド開閉に大きな影響を及ぼすのです。トップで開いたフェースをダウンスイングでリリースする時、シャフトを中心に、ヘッドフェースは元の状態に戻ろうと時計と反対回りの回転をおこします。

 

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このヘッドの閉会を調整してフェースが元の状態に戻るタイミングを調整しているのがトルクの役目になります。

 

では、どのようにしてこのネジレが出来るのか、カーボンシャフトの製作はマンドリルと呼ばれる真鍮の金属にあらかじめ設計された数枚のカーボンシートを、この真鍮棒に巻き付け、圧力を加え固めた後、炉の中で焼き付けて製造します。

 

カーボンシートはシャフトの特性に合わせ色んな形(容積)にカットされ、それをマンドリルにレジンと呼ばれる接着剤で巻きつけて製造します。

 

マンドリルと呼ばれる真鍮棒の設計を変えることで、いろんな機能を持ったシャフトが製作され、カーボンシートには60T 55Tなどいろんな種類のカーボンシートがあり、Tが高い程高品質のカーボンシートになります。

 

Tはトン数の単位で数値が大きい程繊維の糸は細く、強靭な糸で、粘りが強いのが、特徴です。

 

ほんの数年前までは55T、60Tが主流でしたが、近年では80T、100Tなどのハイカーボンも使用される様になりました。その為、粘りや、弾きの強い軽量型のカーボンシャフトが誕生し多くの長尺クラブに採用されています。(価格はTが高い程高価になります)

 

カーボンシートは髪の毛より細いカーボン繊維の集合体で、竹と同じ様にタテの繊維でできています。

 

シャフトの機能、特性を最適に製作する為に、そのタテの繊維に対して45度、90度などのシートを重ね、ゴルフシャフトのタテの繊維の弱点を補いより強い弾性のシャフトを製造します。この工程がでトルク(1.5~7)が設定されることになります。

 

また、工程でシャフトのキックポイントの設計も同時に設定されます。よく一番弱い部分がキックポイントと思われていますが、ボールとの衝撃でシャフトが最も大きくシナリを起こす場所になります。キックポイントはシャフトの弱い部分と勘違いされない様にして下さい。

 

 



 

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さらにこの工程でトルクの設計も施されます

 

トルクの設計では、ヘッドが返りやすくするための、シャフトのネジレ部分の設計がトルクになります。トルクの値は1.5~7の数値で表され、平均のトルクは4~5程度がトルクの平均値になります。

 

トルク

 

トルクの少ない2前後程度のシャフトはネジレが少なく、ヘッドの返りが少ないため、自分のイメージに通りに、フェースコントロールをしたいハードヒッターに向きです。
6,7程度のトルクの多いシャフトは、ネジレが大きく働きヘッドの返りが良くなり、自分でヘッドの返りを十分行えない女性やシニア―向きになります。

 

カーボンシャフトの硬さ・トルクは、このシートの巻きの多さや、シートの種類で決定されます。当然、カーボンシートの薄い巻きはシャフトが軟らかく、トルクも大きくなりシャフト重量も軽くなります。逆に、カーボンシートの巻きが厚いシャフトは硬くトルクが小さくなり重量も重くなります。

 

シャフト硬い➡シャフトが重い➡トルクが少ない

 

シャフト柔らかい➡シャフトが軽い➡トルクが大きい

 

シャフトとトルクの関係は以上になります。

 

 

カーボンシャフトの製作過程でもう一つ大事な点はシャフトの円形を真円にすることで、360度どの方向からも同じ硬さにすることが大切です。これはインパクトでボールがより正確に打ち出されるのには必須の条件になります。

 



 

 

スパイン

スパイン

 

スパインという言葉を聞かれた方もあるでしょう.。これは、マンドリルにカーボンシートを数枚貼る為にノリシロが発生し、シャフトが真円にならず硬い部分と少し弱い部分ができる現象です。

 

また、シャフトの外観は真円でも内径がセンターにこない場合も、シャフトが真円にはならず硬い部分、弱い部分が出来てしまいます。

 

通常、この硬い部分をスパインと呼ばれています。最近カーボンシートのは貼り始めを、360度のラウンドの多くから始めることで正確な真円シャフトの製造が可能になっています。

 

よく、スパイン調整が話題に上りますが、スイングの癖、スイングプレート角度やヘッドスピードで一概にどの方向にシャフトを差すのがベストかは、個人差があり定義できません。

 

 グーグルとデータ提供者

スパイン

私見ですが、スパイン調整でのシャフトの指す方向の基準は、スイング軌道が角運動であることから考えると、スパインを下側にスパインの部分をヘッドの重心方向に差すのがベストと思います。

 

 

 


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シャフトのゆがみ

 

 

振動計でシャフトのグリップ側を固定して、シャフトの先端部分に約200g程度の仮想ヘッドをつけ縦に振動させると一定時間正確に縦ブレが続けばシャフトの円形にゆがみのない真円に近いシャフトと言えます。

 

しかし、すぐに楕円形を描く振動を起こすシャフトは、シャフトが円径自体にゆがみがあり、インパクトでフェース面の挙動が不安定になり、シナリが不規則で、結果スイングのタイミングが取づらく、方向性が不安定なミスショットになります。

 

ハードヒッターにはトルクの少ないシャフトがシャープにスイングでき、安定した方向性を出せます。ハードヒッターの最適トルクは2~3程度、一般的ゴルの最適トルクは4前後、女性やシニア―の様に非力なゴルファーには6前後が一般的です。

 

非力なゴルファーには、ヘッドの返りやすい高トルクのシャフトがボールの捕まりがよく適しています。

 

最近の大型ヘッドはヘッド自体の慣性モーメントが大きいのでトルクの大きいシャフトがフィーリング良くスイングできます。

 

ヘッドスピードに合わず、トルクの不均等で起こる問題

 

アドレスでボールに対してフェースの向きは直角になっていますが、テイクバックからトップにかけてフェースは約45度回転しますが、ダウンスウイングではフェースはもとのアドレスの位置に戻ろうとします。

 

これは、スウイングが角度をもった角回転運動で、この角回転運動の中でフェースが元の状態に戻る助けをするのがトルクの役目です。

 

トルクが大きければヘッドの返りが大きく作用し、逆に小さいけれはヘッド返りは鈍くなります。

 

トウダウン
トルクが大きいと扱いやすさはありますが、ヘッドスピードの速いゴルファーが軟らかいシャフトやヘッドの重心距離の長いクラブを使うと、バックスイングのスウイングプレートよりダウンスイングの軌道のほうが下に行きやすく、ヘッドが下側にシナリを起こすトウダウン現象が起こり、タイミングが取づらくなりますから注意してください。

 

また、必要以上にヘッドバランスが重すぎる場合にも同じ様な現象が起こりやすくなります。

 


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トルクの選択基準

 

トルク少ないシャフトに向くタイプ>
        マークヘッドスピードの速い方
        マークフック、ドローボールの出やすいゴルファー
        マーク中弾道のボールを好むゴルファー
        マーク球が捉まりすぎるゴルファー

 

トルクの多いシャフトに向くタイプ
        マークヘッドスピードが遅いゴルファー
        マークスライスが気になるゴルファー
        マーク球の捉まりが悪いゴルファー
        マークインパクトでタメを作りたいゴルファー

 

 

トルクの測定方法

トルクの測定方法

シャフトの先端を固定し1フィートの位置に測定機を設置、シャフトに1ポンドの負荷をかけた時、シャフトが何度ネジレルかで決まります。
標準的には1.8~7.0が基準になっています。数値が小さい程ねじれが少なく、大きい程ねじれが大きくなります。標準は4程度です。

 

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