ゴルフ理論で飛距離アップ、スコア―アップが実現!

ヘッドの慣性モーメント

クラブの慣性モーメント

 

クラブの慣性モーメントについて説明する前に、ミスショットの原因について説明します。

 

平均的なヘッドスピード40msのゴルファーがドライバーでボールを打った場合、1万分5秒前後のインパクトに、たった46gのボールがフェースに与える衝撃は1cm²あたり約1トンに及びます。

 

この衝撃のためヘッドの速度は約20%減少してしまいます。もし、1トンの力が瞬間的とはいえ、僅か数十gのシャフトの一端に加えられればシャフトは大きく曲がり、確実に破損するのが常識ですが現実にはそうではありません。

 

この理由はヘッドの質量によって支えられ、インパクトではシャフトに与える影響を軽減しているからです。

 

では、ナイスショットではインパクトでヘッドが減少する程度ですみますが、スイートスポットから離れたところでボールをインパクトした場合起こるミスショットの場合はどうなるでしょうか。

 

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このミスショットを大別すると2つが考えられます。
1つはクラブのスイートスポットでボールをヒットした場合でも、フェースがスクエアーになっていない場合、または、クラブヘッドの軌道がボールの飛行線上に沿っていない場合ち、もう一つはクラブフェースが軌道もスケアーであるがスイートスポットを外して打つた場合の2つです。

 

現実にはこの両者が混合してミスショットになります。
前者はボールにスライスないしフックのサイドスピンを与え方向性は大きく狂いますが飛距離エネルギーの損失は少なくてすみます。

 

後者の場合、例えクラブのヘッドの軌道がスクエアーに入っていても、インパクト時にヘッドのぐらつき方向のみならず飛距離においても大きく低下してしまいます。

 

しかし、この場合クラブの特性によってその被害を少なくすることできます。つまり、このぐらつきによるエネルギー損失を減らし飛距離の低下も押さえるものです。

 

クラブの慣性モーメント

 

理論的な計算はここで除きますが、ヘッドの慣性モーメントが大きなクラブを使用すれば、スイートスポットをはずしても、このぐらつきが少なく打球に与える影響が少なく結果として飛距離、方向性の被害が少なくなるのです。

 

説明を分かりやすくするため、ここではアイアンヘッドで説明していきます。
図は異なる2つのタイプのアイアンヘッドの断面図です。

 

最近のキャビティータイプのアイアンはバックフェース部分が空洞上でえぐれた形をしており量端が厚くなっています。

 

具体的に言うと、概略の慣性モーメントの計算式はMをヘッド重量、Lをヘッドの長さとすれば、
プロタイプ:   I=0 08ML²
キャビティ―:  I=0 11ML²
で計算できキャビティーの方が、37、5%慣性モーメントっが大きいことがわかります。

 

この様なヘッド形状は、プロタイプの単なる一枚板の形状に比べ、縦軸周りと横軸周りの慣性モーメントが増大してスイートスポットを外しても、両端が重くなっているため、慣性モーメントがが大きく、これによりクラブヘッドのブレが少なくなり、少々のミスショットでは飛距離をロスすることなく方向性も確保できることになります。

 

そこで、この2種類のアイアンヘッドでボールを打った場合、ミスショットによって150y先にどれくらいのブレと飛距離の差になるかを理論的に求めた図が以下になります。

 

クラブの慣性モーメント2

赤の線はプロモデル グリーンの線はキャビティ―

 

ドライバーの場合も中空の内部構造で内部に重さを加えて重量配分を考慮した設計になっていて、キャビティ―アイアンと同様ヘッドの慣性モーメントを大きくしています。
ドライバーの場合はこの図以上の結果になります。

 

 

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