ヘッドスピードとバランスの関係
ヘッドスピードとバランスの関係
ヘッドスピードを上げるにはバランスの取れたスイングと振りやすいバランスの良いクラブ必要になります。
ヘッドスピードとクラブバランス
クラブ選びで大切な「3つのポイントと確認すべき順番」
①「クラブの重さ」を見つける ⇒ スイングのリズム ⇒ スイング軌道の安定
②「シャフトの硬さ」を見つける ⇒ スイングタイミング ⇒ ボールの初速アップ
③「ロフト角」を見つける ⇒ 弾道の安定 ⇒ 方向性安定
以上クラブ選択のポイントは、3つ目のポイントの中で「クラブの重さ」です。
自分に合ったドライバーの重さ、バランスをしっかりと見つけてから、他の番手とのバランスを考えることが重要です。
ドライバ―の適正バランスとは、安定したヘッドスピードが出るドライバーで最適な重さです。
ドライバ―の最適な重さは、手元が無駄な動きをしなくなるため、正しいスイング軌道を実行できることです。
正しいスイング軌道は、インパクト後のヘッド加速が得られ、弾道の高さも安定するので、最終的には飛距離アップと弾道の安定化につながります。
軽いクラブが飛ぶということで、軽量ドライバ―を使うゴルファーがおられますが、一時的にヘッドスピードは上がりますが、弾道の高さが安定しません。
これは、その人の振る力よりも軽いドライバーだと、手元が動きやすくなってスイングが緩みバランスが崩れることです。
最後に、ロフト角です。ロフト角の合ってないドライバーだと、弾道が左右にバラツいてしまいます。クラブバランスを取った上でロフト角度も重要な要素です。
以下の表はヘッドスピードとクラブバランスの関係(参考資料)
ドライバ―の重さ | ヘッドスピード | バランス |
---|---|---|
X 330g±5 | 50m/s以上 | D3以上 |
S 325g±5 | 45~49m/s | D2~D4±1 |
SR 315g±5 | 43~44m/s | D1~D3±1 |
R 305g±5 | 40~42m/s | C8~D2±1 |
A 290g±10 | 36~39m/s | C4~C8±1 |
L 280g以下 | 35m/s以下 | C5以下 |
7アイアンの重さ | ヘッドスピード | バランス |
---|---|---|
X 438g±5 | 50m/s以上 | D3以上 |
S 425g±5 | 45~49m/s | D2~D4 |
SR 315g±5 | 43~44m/s | D1~D3 |
R 405g±5 | 40~42m/s | C8~D2 |
A 390g±10 | 36~39m/s | C4~C8 |
L 380g以下 | 35m/s以下 | C3以下 |
バランスとスイングの関係
ヘッド重量とスイングの関係においてメリットとデメリットが存在します。
重いバランスのクラブ
重いヘッドを軽いヘッドと同様に振れる条件で以下の事が言えます。
メリットとして
飛距離が伸びる⇒重いヘッドで軽いヘッドと同様にスイングできれば、直進性の強いボールを打て飛距離伸びることです。重いヘッドはボールにスピンが掛かりにくくロースピンで球の吹き上がりも押さえられ方向性も安定することです。ボールの曲がりやすいゴルファーには重めのヘッドが向くことになります。
また、重いヘッドはヘッド容量も大きく構えた時の安定感が高いことです。当然ミート率も上りゴルフで重要なメンタル面を安定できることです。
デメリットとは
重すぎるとヘッドスピードの低下、ダフリ、突然のミスが出る
飛距離が伸びない⇒自分に合わない重すぎるクラブは、振り切れずヘッドスピードが落ちることで飛距離もでなくなります。スイングも安定せず、ボールの高さも十分得られず、場合によっては、ダウンスイングでヘッドの重さでインパクト前でヘッドを落とすダフリやトップが出ることです。
また、ほとんどのホールで使用する重いヘッドのドライバーは、後半に疲れがでてスコアーの乱れがおこることです。
軽いバランスのクラブ
軽いバランスのクラブは、動かしやすく、ヘッドスピードを高めやすくなりますが、半面、軽いバランスのクラブでは、スイング中のヘッドの動きを感じにくくなり、インパクトのタイミングが取りづらくなります。。
また、軽すぎるバランスのクラブでは、十分な遠心力が働かず、スウィング中に発生する抵抗が少ないため、力んだり打ち急ぎなど、クラブに余計な挙動が伝わりやすいといった部分もあります。
そのため、 軽すぎるクラブによるミスの傾向は、トップなどの薄い当たりが増加するのが特長です。
スイングの緩みが出ない最大のクラブ重量・バランスの選択が重要です。
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