リシャフトする場合
リシャフトの難しさ
各メーカのクラブ、ブランドのシャフト・ヘッドのスペックが統一されておらず、ユーザーは高いクラブの買い物をするにも販売員の勧め、雑誌、口コミ、ネット情報などで選んでいるのが現状ではないでしょうか?
店頭でお客さがスタッフに商品の説明をうけている時、お客様の方が知識が豊富で対応に困っている風景をよく見かけます。
リシャフトなど高度な知識が必要な場合、人に勧めるにはその人がゴルフ経験や感覚、そして、クラブ製造の知識があって初めアドバイスが出来ると思います。
現状はどうでしょう、ただマニュアルに沿ってプラモデル感覚で作業している人が多いのに驚きます。
昔は、地域ごとにプロショップがあり、そこのオーナーはアマチュアで活躍した本当の販売プロでアドバイスやクラブ情報を元にお客さのニーズに応えてクラブ販売やリシャフトを提供していました。
時代の流れと、メーカの販売路線の変更で全国のプロショップは大型量販店に吸収されてしまいました。
なぜこのような話をするかと言いますと、わたくしも大学のゴルフ部から40年近くゴルフビジネスに携わりゴルフのスウイング理論や振動数では日本で初めてプログラム化を実現し特許取得しました。また富士通、ブリジストンなどで通じてクラブの製造、設計、クラブ測定機の開発などを行ってきました。
生意気言っ申訳ありませんが、ゴルフの技術を習得し製造や設計に携わった経験のない人ではグラブについて語るのは無理だと思います。雑誌やネットで多くの情報を見たり聞いたりしただけで本当の説得力のある対応は出来ません。
その意味で、最近は本当の熟練クラフトマンはいなくなつた様に思えます。
ゴルファーの本当の要求は少しでも上達したいのです。その様なユーザーには現状プラス戦略的なクラブ情報が必要で、またそれを求めている事を理解しなくてはいけません。
それには生きた情報がなければ的確なアドバイスは出来ないのではないでしょうか。SシャフトやRシャフトを差し込むだけで良いクラブが出来るはずがありません。
リシャフトする場合でも、体の回転で生まれたパワーがシャフトのシナリで増幅し、次にヘッドがそのパワーをボールに伝え理想の球を打つことが出来るようにより効率良く製作することです。
それにはシャフト単体では意味がなくトータルでバランス良くリシャフトする事が本当の意味でのリシャフトになります。
ゴルファーも十人十色で個性があります。また、最近のゴルフシャフトも多種、多様に存在している中、あなたに合うクラブやシャフトは選び方次第で必ず見つかると思います。
私見ですが、ゴルフの上手な人ほど自分に合うクラブを使用しています。またゴルフメーカーは販売促進として提供している、ツアープロ用のクラブは特注で振動数管理 重量管理の完璧なクラブを提供しているのです。
では、なぜクラブメーカが一般市販のクラブをその様に管理されたクラブで販売していないのか?
理由は簡単です。管理するには手間がかかりコスト面でわりに合わないからです。メーカーの販売はBIG marketを対象にマジョリチィーを対象に販売するため製造方法も大量生産形式で個人一人一人に合ったクラブ製作は無視されるのです。
同一メーカでブランドも全く同じスペックの商品が同じ機能を持つ商品ではないのです。ピンとこないかもしれませんが、理由は簡単です。組み立てる部品ここではゴルフクラブですが、ヘッドやシャフトすべて許容範囲のなかで製造された部品です。
これを組み合わせてクラブを製作している訳ですから同一の機能を持った商品が出来るはずがありません。店頭に並んでる同一ブランド商品は許容範囲で製作された同じ顔をした別々のクラブと考えてください。
この様なゴルファーの声を聞かれたことがありませんでしょうか?
メーカ主催の試打会でナイスショットの連続で、即、購入してその商品の到着を楽しみに。。。。
早速、練習場に行って試打してみた所、何となくフィーリングが違うばかりか、全然試打会で打てた球が打てない。。。。これはロゴマークやブラドは同じでも機能そのものが違う別物クラブだからです。
リシャフト
ある程度ゴルフの経験を積み、スイングも安定し始めるとヘッドスピードも安定してきます。
そこで、このヘッドスピードを生かす次の重要な事は、、飛距離アップや正確なショットを打つにはミート効率を高めボール初速を上げる事です。
このミート効率を上げるにはシャフトの硬さをアバウトでなく、きっちりとヘッドスピードに一致させることです。シャフトをただ差し込むだけの調整では完璧なリシャフトはできません。
ヘッスピードは平均時速150kmにもなります。少しのシャフトのシナリの違いはフェースの重心(スイートスポット)からズレてインパクトするので飛距離や方向性に大きく影響を与えてしまいます。
この速度にシャフトのシナリを正確に一致させてこそ、リシャフトの効果があらわれます。リシャフトをするにはアバウトではしない方が良いとおもいます。
正しいリシャフトの手順は以下の項目を参考にしてください。
加齢による体力の低下、怪我や病気による低下、長年ゴルフを止めていたなど
体力アップ、スイング技術の向上で使用クラブのフィーリングに違和感を感じるようになって来た
リシャフトの場合、使用クラブ情報と現状の飛距離、球筋などは最重要事項です。
現状のクラブでの球筋、弾道、ミスショットの種類など
現在使用クラブの分析 硬さ(cpm) クラブ重量、シャフトの特性(キックポイント、トルク) ヘッド機能等のデータ分析が必要です。
現在の自分の力量の把握 ヘッドスピード ミート効率 スイング等のデータ分析
次に自分の希望(球筋、弾道等、好み)をしっかり決める
リシャフトで失敗をしないためにも勘やフィーリングでなくクラブの機能をきっちりデータ化することです。データ化とはクラブの長さ cpm バランス 重さ ヘッド機能を知り管理する事です。
それにはまず、自分の技量を知ることが第一歩です。その上でデータ化する事で自分に合うシャフトを知る事ができます。
自分に合うクラブを本当に見つかればゴルフがうまくなるのは事実です。逆に合わないクラブはゴルフを下手にするのも事実です。そこで私の経験で少しでもお役に立てればと思い、あなたに合うクラブ情報を提供させていただきたいと考え相談コナーを設けました。
どの様な質問でも、何か疑問に思われる事がございましたらご相談ください。過去数十年で10万人以上のゴルファーのクリニックをやって来た経験で大抵の事は的確にお返事出来る確信しています。
最後にリシャフトさせていただいた方からメールをいただいております。一部ですがご紹介させていただきます。
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