10~50ヤード前後のアプローチショット
アプローチ上達のコツ
10~50y前後のアプローチ上達のポイント
ピンまで残り30~59yのグリーン回りの攻略は、やはり正確な方向と、正確な距離でピンそばに寄せる打ち方が出来るかどうかです。
まず、残りの距離とボールを結んだライ状態により、さまざまな選択肢があります。
ピンまで花道があるとか、バンカーが存在しているとかで、打ち方やクラブの選択に違いが出てきます。
正確なショットや正確な方向を打つには、正しいアドレスで、アプローチに適応できるセットアップが基本になります。
どちらにしても、基本的な打ち方があり、ピンまで障害物もなく花道が開けている場合、初心者やアプローチの苦手なゴルファーはランニングアプローチショットが最もリスクの少ない選択肢の一つなります。
特に、ボールがラフにある場合は球を上げようと右ウエイトで手首を使ったインパクトでダフリ、トップが出やすくなるため、左足体重でコックを使ったランニングアプローチが最も有効な手段になります。
どのような場合でも、クラブは短く持つことが鉄則です。
アプローチの攻略法
最初に、アプローチショットを行うのに、絶対守るべき必要な3点あります。
ボールの芝目を必ず確認すること
アマチュアゴルファーや経験の少ないゴルファーが、最も見落としやすい芝目が逆目が順目かの見極めです。
この場合、クラブ選択より重要なポイントは、ダウンスイングの方法です。
アプローチでは、ダウンブローと穏やかな角度のレベルブローがあります。この使い分けが成否の分かれ目になるのです。
例えば、逆目の場合ダウンブローでは、ヘッドのエッジが芝の根に引っ掛かり、思わぬミスを犯してしまいます。
通常の距離感の2倍程度強くで打つことがもとめられます。アドレスではボールを上げる必要からフェースを開いてインパクトでグリップを緩めないことです。
逆目で球が浮いている場合は、逆にフェースを被せ目標の右に狙いをさだめてください。フェースを被せるのはインパクトでトウ側の芝の抵抗を受けるからです。
順目の場合は、距離やボールの打ち出し速度をイメージして、クラブ選択をしてください。
逆目、順目に関わらず、打つ前には素振りで芝の抵抗を確認することも重要です。必ず行う癖をつけて下さい。
距離感はテークバックのストローク幅で行う
インパクトの強弱で距離を合わせるのでなく、ストロークの幅で距離を決めることです。
いったん決めたストローク幅で、迷いなく振り抜くことが大切です。
また、ストロークのふり幅は左右同じ高さに留めてください。
ただし、下の写真でも分かるように、A、のバックスストロークとB、のフォワードストロークは前傾姿勢を維持していることです。
スイング中の体の上下動は確実にミスに繋がります。アプローチは背骨のラインの角度を維持して行うことです。
グーグルとその情報提供者
ボールの位置を変えて10y~50yを確実に打つ
サンドウエッジのロフを利用して10y前後の距離を調整する打ち方です。
30y~50yの距離を40yのふり幅を変えず30yや50yの距離を打つ方法です。
通常40ヤードの距離を打つ場合、ボールは体のセンターになりますが、打ち方を変えずに50yを打つ場合、ボール1個程度右足に寄せます。
当然ボールが後ろに来る分、グリップの位置がボールより左側に来るハンドファーストの構えになります。結果56度のロフトが2~3度立ち低い球筋で10y程度距離が伸びる結果になります。
逆に40yのアドレスの状態で、ボールを一個程度左足に寄せるとハンドレイトのアドレスでロフトも2~3度程度寝ることで高い球筋で30yの距離を正確に打つことができます。
同じふり幅で10y前後を調整することが、アプローチの苦手なゴルファーには向いていると思われます。
特に自分が得意とするふり幅から、10y前後の距離を確実に打つことで、ボールの位置を変えて打つ練習で、各段にアプローチの成功率が上がるはずです。
グーグルとその情報提供
スイングは左膝の角度を変えずスピードも変えない
アプローチを行う前に、打つ球筋のイメージを作り、ゆっくりストロークを行うことが重要です。
50y前後で一番出るミスがトップ、ダフリです。
インパクトの強弱による距離の調整は、腕に力が入り、トップ、ダフリがでます、又インパクトの強弱は手首を使うことで、フェース面が狂い結果狙ったラインにボールを打てなくなります。手首を使えないスイングのためも、スイングスピードを一定に行なうことが重要です。
つぎに、インパクト直前のスイング軌道の狂いです。繊細なインパクトが求められるアプローチは、インパクトまで左膝の角度を維持することです。左膝が上下に伸びちじみすれは、左肩とボールの距離感が狂い、トップ、ダフリが出ます。
スイングスピードはテークバックからフォロスルーまで、両腕、肩にできた三角形を崩さないイメージで、体の回転でレベルで行ない一定の速度で行うのが鉄則になります。
そのためにも、アドレスで両腕が平行になっているか確認してください。アプロ―チの苦手な方は右腕が左腕より前に出ている方が以外におおくおられることです。両腕のバランスは重要です。
詳細について
アドレスの、スタンス幅は大きく取らず、逆に両肩より少し狭く構えるのが基本です。
低いボール打つ場合は、右側に球を置いてアドレスを取るようにしてください。
アドレスでは、両膝をいくぶん深く取り、重心を低くし下半身を安定させることが大切になります。
ボールと体の距離は通常のアドレスよりボールに近く立ち、ボールが額の上にくる程度の距離が一般的になります。
ボールに対してフェース面が方向に対して真っすぐ向くようにして、クラブはグリップエンドがボールより少し左に位置するハンドファーストに取ってください。
アドレスのフェースの合わせ方が狂えば、当然方向のラインが出なくなります。スコアーラインまたはリーヂングエッジで正確に方向を捕らえてください。
アプロ―チのようなショットは、繊細なタッチが要求されるので、筋肉は硬直させない様にして、両脇は空けずに、両腕は張らず少し余裕をもって構えるようにしてください。ウエイト配分は左60% 右40%でやや左にウエイトを置きます。
クラブはスイング軌道を正確に行えるように、グリップエンドを余して、短く持つことが、スイングプレートを小さくでき、コンパクトなスイングを行えます。
テークバックでは、、左脇を空けないで、アドレスでつくった手首の角度を維持して、バックスイングは体の回転でアドレスの前傾姿勢を崩さないことです。
手首の角度をスイング中ずっと維持することで、自然と体の回転で振ることができます。テークバックの腕の振りは胸を回転させて行えばリスクの少ないアプローチができます。
ウエッジの場合、テークバックが右腰当たりの大きさ(約30Y)まで行えば、フォロースルーの大きさは左腰の高さになります。つまり、テークバックの大きさとフォロースルーふり幅は同じにすることです。
小さいテークバックでフォロースルーを大きくすれば、インパクトで力が入りミスショットの原因になります。
打った後はフェース面を目標に直角に出す事で、これは打った後も手首のコックを維持して手首を返さないで、ヘッドを長く低くだすことです。
このような場合、少し右にボールが出る時は、インパクト後の腰の回転不足です、手首を使わず体の回転で打つ意識を強く持って下さい。
ダウンスイング、インパクトでは左腰を少し逃がすようにすれば、インパクトでクラブが詰まらないように飛行線にスムーズに押し出すことができます。
アマチュアゴルファーの場合は、初めからアドレスで左足を開いて、アドレスを取る方法が一番安全な方法になります。
ラン二ングアプロ―チでのランの距離はクラブの番手で判断してください。
ランを大きく取りたい場合は番手の小さいクラブ(7,8,9アイアン)、ランを押さえ球にバックスイングで転がりを押さえたい場合はサンド、ピッチングの使用が向いています。
注意 インパクトの瞬間に力を入れてボールを打ちに行くことのないよう、スイングスピードは一定に速度を維持して行います。
スタンス幅 | クラブの長さ | スイング | コック |
---|---|---|---|
10y 両足をつける | 極端に短く | 腕で振る(振り子) | ノーコック |
30y 両足の間隔は少し | 短く | 少し体の回転を使う | 右肘を若干折る |
50y 肩幅より少し狭く | やや短く | 体の回転で打つ | 右肘を少し折る |
ボールを上げるアプローチ
ボールとピンの間に、障害物があり、少しボールを上げるアプローチでは、オープンスタンスでボールの位置は体の中心かボール1個分左に置くのが基本になります。
球を上げようとする意識が強いあまり、ボールをセンターより極端に左に置くことは間違ったボールの位置になります。
アプローチではボールと体の間隔は、頭がほぼボールの上に来るようにして構えますが、スイングするのが、やや窮屈程度が理想なります。
両膝は軽く折り、前傾姿勢で体の力を抜いて構え、下半身を使わず、両肩のひねりでスイングすることが重要です。
アプローチで球を上げる場合、ハンドファーストの角度を浅くしてロフトを大きく使います。場合によっては若干グリップがボールの後ろに来るレイトファーストをとることも問題ありません。
ピッチエンドランの様に低く球を打ち出す場合は、ハンドファーストの角度を深く取ることでロフトは立ち低いボールが出やすくなります。
近い距離でも、体の回転でクラブを振ることができれば、アプローチで最も大切な腕と体がワンピースに行え、スイングの速度が一定したスムースなストロークができます。
手首を使ってクラブを上げると、自由に行なえる分スイングの正しい再現性ができないことから、ヘッドのエッジでボールの直下に下す打ち方では、ヘッドがボールの手前に入りダフリや、打ち急ぎでトップがでるリスクが大きくなり、正確な距離感のアプローチは出来ないでしょう。
グーグルとその情報提供者
また、初心者や一般ゴルファーが、一番多く行なうミスはインパクトで手首を使いボールを上げようとすることです。
結果インパクトで左グリップ甲が甲側【掌屈】に折れ、必要以上にロフトが寝てしまい球が上がり過ぎて狙った位置まで飛ばなくなります。特に上りのアプローチで距離がショートするミスの大半がこの原因ではないでしょうか。
スイング全体のイメージは、シャフトの先に重しのついた、振り子のイメージでストロークを行い、インパクトはボールの1個先までヘッドのソールで、芝をはくようにストロークすることで、ミスの出ないアプローチができます。
特に、ライの悪い場所や、ベアーグランドからのアプローチは、無理せずグリーンに乗せる事だけを設定して下さい。
当然、ボールを上げにくいライからは無理やり上げようとせず、ピッチエンドランで攻略するのが、大きなミスに繋がりません。
ベアーグラウドのように下が硬い場合のショットでは、サンドウエッジのようなバンスの広いヘッドではインパクトでヘッドが地面の反発を起き、ミートが出来なくなります。
運良くグリーンに乗っても、ボールはグリーンをオーバーし、返しの難しいアプローチが残る結果になります。
このような場合、P/Wや9アイアンのような比較的ソールの薄い、バンスのないクラブで、グリーンの手前から転がす打ち方がベストの選択になります。
距離の合わせ方は、バックスイングのストロークの大きさで、距離感の把握を行い、スイングスピードのリズムを一定にして、バックスイングからフォロースローまでの速度の変化をつけず行います。
インパクトで力を入れて距離を合す方法はミスショットになりやすくなります。バックストロークの大きさで距離を合わすことがリスクを大きく減らすことができます。
例) シャフトが右腰と地面の中間は 20Y
シャフトが右腰と平行になれば 30y
シャフトが右腰より少し上になれば、40y
のように自分のスイングの振り幅でキャリーがどの程度でて、ランがどの程度転がるかは練習で確かめて、振り幅を設定して下さい。
アプローチの使用クラブの問題
30yの様に、繊細なタッチを必要とするショットでは、クラブに苦手意識があればまずミスを犯してしまいます。
おそらく、クラブの重量が重すぎたり、シャフトが硬すぎるクラブの場合、インパクトで力を入れないとボールを上手く打てない事での苦手クラブ意識になっています。
自分がスイングして、ヘッドの重みを感じ、シャフトのシナリ感を感じれるクラブでないとアプローチの上達は難しくなります。
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アプローチショットを上手く行うポイントは3点 力まない 前傾姿勢を変えない 回転軸の移動を少なく この3点に尽きます。
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- 100y前後のアプローチショット
- アドレスでは、スタンス幅を肩幅よりやや狭いスタンスで取る事です。 ボールを上げるアプローチでは、ボールの位置は体の中心かやや右サイドで、低いボールを打つ場合は、右かがと延線上に球を置くのがベストです。 球を上げようとする意識が強いあまり、ボールをセンターより左に置くことは間違ったボールの位置になります。