やさしい打てるくフェアウエーウッドの打ち方
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当サイト筆者は、ゴルフ理論でクラブ選定方法、製造方法として振動数理論並びに重量管理理論を提案、平成元年に発明その後、日本で初めて特許を平成６年に取得。（第２５９７７８９号）、大手ゴルフクラブメーカ、大手シャフトメーカに情報提供、この分野においてはパイオニアとして貢献してまいりました。その資料を基に当サイトは構成されています。
やさしく打てるフェアウエーウッドの打ち方
フェアウエーウットは２番～１３番手までありますが、通常使用するファエアウーウッドは３、５、７、９（女性）番に限られています。
通常、フェアウェイウッドは、芝の上にあるボールを直接打ち、ロングホールのような長い距離のホールで第2打目に活躍するクラブです。
また、短いミドルホールや打ち下しのホールで、ドライバーではオーバーしてしまいそうな場合、また、フェアウエーにハザードが張り出していてドライバーではそのハザードに捕まる距離の場合や、バンカーなどに捕まりそうな場合、あえてフェアウェイウッドで高弾道の球を打つ目的でティーショットする場合もあります。
フェアウェイウッドは、アイアンと違いロフト角も小さく、インパクトでボールにバックスピンがかかることなく、キャリーとラン（転がる）で距離を稼ぐことが出来るクラブです。
フェアウエーウッドの平均的な飛距離は以下の表になります
クラブ 番手 |
飛距離の目安±５ｙ |
|---|---|
３Wood |
１９５ｙ～２０５ｙ |
４Wood |
１８５ｙ～１９５ｙ |
５Wood |
１７５ｙ～１８５ｙ |
７Wood |
１６５ｙ～１７５ｙ |
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フェアウエーウットの苦手な方の多くは、芝の上にあるボールを直接打つ、クラブの長さとヘッドの小さいに違和感を感じてしまうことです。
そこで、フェアウエーウッドの打ち方の基本理論を説明します。
芝の上のボールを直接打つ訳ですから、ドライバーのようにアッパースイングではダフリやトップになります。
その為アドレスではグリップエンドはボールに対してやや左か、センターにくるようにしてください。
つまり、極端なハンドファーストの構えはフェアウエーウッドの打ち方では取らないことになります。
極端なハンドファーストはダウンスイングでグリップがヘッドより先になりエッジでボールを打ちボールが上がらなくなります。また、ボールの頭を叩くトップになります。
クラブをセンターに構えるのでアドレスでは、前傾姿勢はドライバーより深く取る姿勢になります。
スイングウエイトは両足均等において下さい
フェアウェーウッドの打ち方は、ドライバーのアッパーブローやアイアンのダウンブローなど、上下の動きがあるスイングではなく、横払いのスイングで、ボールの手前から払い打つようなイメージのレベルスイング・穏やかなダウンブローで打つことです。
上の写真で分かるように、スイング軸に対して左肩の回し方は９０度が理想で、そのためには、前傾姿勢を深く取ればフェアウエーをうまく打てないことになります。
フェアウエーに重要なスイングプレートは、トップスイングの左手首が背屈にならないように注意してください。
フェアウエーの苦手なゴルファーの多くが、トップスイングで左手首が背屈になり、フェースの開閉が大きくなることで不安定なインパクトになりやす点です。
フェアウエーウッドの打ち方、レベルスイングは、テークバックではヘッドを地面に沿って低く行います。これにより、テークバアック時の体の起き上がりを防げ、腰の回転がスイング軸に対してレベルで行え、ヘッドが低い位置から行え、長いインパクトゾーンでトップ、ダフリのミスを防止できます。
インパクトはヘッドの手前の芝からソールで滑らせるように打ちます。ちょうど、ソール面で芝を履いているようなイメージで、この払い打ちがフェアウェイウッドのスイングの基本になり、多少手前にソール部分が入るダフリになります。
インパクトでソールが仕事をきっちり行ってくれボールをキッチリ上りミスショットにならないことです。
ボールと体の距離感は両腕を力を抜いて腕がダラアンと下げた位置でグリップしてください。グリップはややストロンググリップで握るようにしてください。
払い打ちではインパクトでフェースが開きやすく、インパクトでフェースの開閉がシッカリ行える様にグリップはストロンググリップで握る方法をお勧めします。
アドレスでは、ヘッドのソールの先が少し浮く程度にアドレスしてください。
アドレスのウエイトは両足に均等にかけ、ボールの位置は体の中心からボール半個左に置くようにします。
スタンスは肩幅より少し大きめに取り、膝を少し折った前傾姿勢です。テークバックは最初３０ｃｍ程度真っすぐ低く引いて下さい。クラブをまっぐ引いても肩の回転でクラブは自然とインサイドに入る事になります。
グリップエンドとオヘソ当たりの距離を保ったまま体の回転を行うことです。
その時、下半身は安定させて左肩が右の膝に来るまで十分回転してください。それで、スイング軸が安定、ヘッドアップできない下半身と上半身のネジレ（捻転）が十分でき深いトップスイングが行えます。
トップスイングからの切り返しは、少し間を取ることで下半身のリードで捻転を利用して一気にフィニッシュまで振り抜くことです。トップスイングでの切り返しでクラブを少し遅らすイメージでスイングすれは、インパクトでのクラブヘッドがフラットに入りやすくソールで芝をはくようにインパクトできます。
余りインパクトでインサイドアウトのスイング軌道を意識すると、トップが出やすくなります。これはインサイドからのクラブ軌道で球を上げようとすることでボールの頭を叩きやすくなるからです。
ダウンスイングでの注意点は、打ち急ぎや、力みは上体に緊張感を持たせると、回転軸が左（飛行方向）に倒れたり、上半身が伸びあがり、トップやダフリが出ることです。
その防止はトップの切り返しで、ダウンスイングで右足にウエイトを残し腰を回すし、左膝で壁を作ることです。
この壁を作ることで回転軸を小さく出来安定して、ヘッドスピードに遠心力が働き大きな飛距離を得る事ができます。
フェアウエーを上手く打つポイントは、大振りを避け回転軸を安定させ、インパクトを横からボールを払い、フォロースルーを低く長くだすことで遠心力引き出すことです。
遠心力はインパクト後の右手の使い方が重要で、右手を真っすぐ伸ばし、体の中心よりヘッドの距離が長くなるほど大きく働きます。
右手を有効に使うには、トップスイングはややフラット気味のトップで、右手首のコックを大きく使うには、左手首を真っすぐか、掌屈にすることです。もし左手首が背屈になれば、右手首が伸びてしまい、ダウンスイングで右のコックを維持したスイングが出来ないことになります。
野球でボールを投げる時、手首が曲がっていないと投げることはできないはずです。ゴルフもインパクトで右手首のコックがあって初めて、クラブを右手を使いボールを強く打てるのです。
遠心力をつける方法は、クラブを両手で持ち、クラブを体の胸の前で平行に連続して振る方法です、胸の前にボールがあるイメージで行い、バックスイングは左手の甲が上を向きフォルスルーでは右手の甲が下を向くようにスイングして遠心力を感じ取ってください。
この遠心力を最大にする壁は、左サイドに作るように教わる方が、多くおられるかもしれませんが、壁は回転軸で作るのが、正しい考え方です。。
スイング軸で壁を作る方法は、インパクトを右足のかかとが浮かない粘れるダウンスイングを行うと、回転軸が動かず、回転軸が左の壁の役目をします。
この粘りはダウンスイングで胸が開かず（左肩が開かない）、腰のリードで左腕を振ることで、タメの効いたスイングが出来、ヘッドスピードを走らせ、低く長いインパクトが可能になります。
そのためには、トップでの切り返しに間をつくることです。この間は、バックスイングとダウンスイングのクラブ動きは全く反対の動きをすることから、ヘッドを一瞬でもいいから止め、下半身からダウンスイングのできる態勢をつくることです。
この間が出来ないと、ダウンスイングの始動が右肩から動くため、タメが出来にくく、フェアウエーを上手く打つ遠心力を利用できないかたです。
この間の作り方は、トップスイングで十分な右手首にコックを作ることで、ダウンスイングで腕を振るタイミングを少し遅らせることが出来るのです。
この間は、右手首のコックでダウンスイングからクラブをインサイドから引け、右足が地面から離れず、回転軸が安定して、左サイドに壁が作りやすくなりますから、一度トライして見てください。
【左の壁とはスイング軸の流れを抑え腰の回転を行う事です】
フィニッシュは左脇を体から離さず左サイドで回転できれば理想のスイングができます。この、左サイドの回転を行うポイントはインパクト後クラブヘッドを目標に低く長く行い右肩を最後まできっちり回すことです。
アドレスでバランスの良い姿勢をとるのが第一です。前かがみや、かがとやつま先にウエイトを乗せず、土ふまずでしっかり自分の体重を支える姿勢が大切です。また、ボールに対して上半身が正面を向くようにすれば、正しいスイングでボールを払うように打つことができます。
ボールを上げようとせず、払い打ちは、ボール手前からボールの先数センチをフラットに振り抜くことで、ボールを直接叩くイメージではありません、つまりインパクトを点で捉えることなく面をイメージして最後まで振り抜くことをイメージすることです。
そうする事で、インパクトに力を入れて打とうとする気持ちを抑制でき。長いインパクトゾーンを同じスピードでしっかり払い打ちができます。その為にも、回転軸をキープして打つことが大切になってきます。
下で図で示す様に、回転軸がスイング方向に動くと、ヘッドスピードが上がらず、インパクト後の遠心力も十分発揮できず、スイング軌道の再現に狂いが生じ、ミスショットの確率が大きくなります。
ラフからのフェアウエーウットを使用する場合
ボールが深いラフに捕まっている場合の選択肢は２通りあります。
球が浮いていて、芝目が順目であれば、迷わずフェアウエーウットの選択になります。フェアウエーウッドのソールは芝の上を滑る設計になっているので、横からの払い打ちで十分対応でき飛距離も稼げます。
ただ、ボールの浮き方が大きい場合、ヘッドがボールの下をくぐる危険性がありますから、アドレスする時、ヘッドを芝の上の置かず、ボールのセンターにヘッドを浮かしてアドレスを取る事が重要です。
スイングの再現は、アドレスの状態の再現になりますから、ヘッドを浮かしてアドレスを取る事を忘れないでください。
ラフでのミドルアイアンやロングアイアンの選択は、取らない方がリスクが減ります。アイアンは芝の上を滑らす設計にはなっていないので、芝にヘッドが絡んだり、力んでザックリする確率が高くなります。
相当パワーのある方以外は、フェアウエーの選択が無難です。
逆目や深いラブにボールが捕まっている場合、１００％ミスショットします。無理せずショートアイアンか、ウエッジで距離を欲張らず、出すことにだけを念頭にスイングしてください。
斜面からフェアウエーウッドを使用する場合
フェアウェイウッドを使用しても良い場面の見極めが出来れば、フェアウェイウッドを上手く使えるようになります。
クラブの名称のように、フェアウエーで使用することからフェアウエーウッドになります。
そこで、使用して良い場所と、適さない場所の見極め方です。
左足下がりのライ
スイング軌道はフラットにスイングすることから、左足下がりのライが大きければ、ダウンスイングで右サイドの芝が邪魔になり適さない場所になります。
穏やかな傾斜なら、ややダウンブローのスイングで対応できますが、自信がない場合は、ロフトの大きなアイアンでレイアップするほうが選択肢として正しいと思います。
つま先上がりのライ
ボールと体の距離が短くなり、スイングが窮屈になり、難易度の高いショットです。
ボールを左サイドでなくセンターか右よりに置き、前傾姿勢を幾分浅くして、スイング軌道はダウンブローで打つことです。
また、スタンスを安定させて上半身が回転しやすくするため、スタンスは広く取らないのが基本です。
早く頭を上げたり、体が伸びきらないスイングに心がけてください。
フェアウエーの打ち方で、１番大事なことは、絶対に力まないことです。
力みは、体の稼働率を下げスムーズなスイングを妨害します。
クラブを短く持ち、両脇を空けず、コンパクトなスイングをイメージするだけでも、成功の確率が飛躍的に向上します。
どうしても力んでしまう…という方は、スタンスに入る前に腕をブラブラさせるとか、自分ルーテイーをやってみては。。
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