目的」を持った練習法【練習場】
練習場で最初に行なう事は
打席に立つ前に、必ず行なっていただきたいことは、ストレッチです。
いきなりボールを打つことは、無駄な力みや癖が身につき、結果体の故障に直結します。
ゴルフは回転運動で、肩甲骨や手首、肘、膝、足首の関節に負担がきます。
両手を胸に合わせ、両腕に力を入れて押し合う方法や、手足の関節を回して柔らかくすることです。
この関節の柔軟性は、関節の可動範囲が広がり飛距離にも影響してきます。
スイングの体幹を養うには、片足でジャンプすることもスイングを安定させるには有効です。
スイングのスキルアップには、準備運動が必須条件になりますから、ぜひ履行されることをお勧めします。
練習を有効に行なうには目的を持つてボールを打つ
練習を効果的に行うには、打席でボールの位置、スイングのイメージ、ボールの弾道と言うように、その結果を分析して練習を積み重ねることです。
つまり、練習に目的を持つことで、スイングの工夫方法が理解でき、練習を重ねることで上達速度が変わってきます。
ただ、ボールの数を多く打つことではなく、一打ごとにしっかりと意味を持たせてボールを打つことが重要です。
昔上達にはダンプ一杯のボールを打つ事が必要といわれましたが、ただ、がむしゃらにボールを数打っても悪い癖がつくだけで、上達に結びつくとはかぎりません。
練習の目的意識
ドライバーのスライスを矯正したい ➡ フックを打つ練習
フックを直したい ➡ スライスの打つ練習
グリーン周りのアプローチ ➡ ウエッジ、ショートアイアンで100y以内の距離感を決めて打つ
ボールの位置での距離感や弾道の高さの確認
ドライバーの飛距離アップ、方向性 ➡ フォロースルーをきっちり行ない最後のフィニッシュまで振り切る癖をつける
アイアンをクリーンに打つ練習など
その日のメニューを決めて練習することは、上達への早道になります。
練習場では、打席の選択にも工夫が必要です
練習場の打席は、右打席、中央打席、左打席があり、そのどの場所で練習するか、練習の目的に合わせて選ぶようにしてください。
つまり、自身の癖や練習テーマに合わせて選ぶことがポイントです。
初心者の場合は、誰にでも気にせず練習できる端の打席がお勧めです。
右側の打席での練習
右側の打席の練習は、打席から左サイドが広く、右サイドが狭くなります。
このような環境でのスイングは左に打とうと意識が働きます。
つまり、右に打てばネットにあたることから、インパクトで無意識にヘッド返す練習に効果的です。
スイングがアウトサイドインでスライスに悩んでいる、ゴルファーのスイング矯正に役立ちます。
また、スイングがアッパーで悩んでいるゴルファーにも、比較的ダウンブローに打つことが出来スライスの矯正に役立ちます。
また、左を広く使えフックボールの打ち方の練習に向きます。また、実際のコースでのテイーアップでは右サイドのOBのリスクを軽減できる練習になります。
中央の打席での練習
中央の打席の練習は、打席から両サイドが広く、開放感のある打席です。
そのため、真ん中の打席は球筋がよく分かるので、持ち球がどちらにしても関係なくオススメの打席になります。
シッカリ練習のテーマを持ち、スタンスの取り方、ボールの位置での打球の曲がり方も良くわかり、工夫の仕方で様々な練習が出来る打席になります。
左側の打席の練習
左側の打席の場合、アドレスを取った際に左サイドが狭く右サイドが広くなります。
この場合、左の網に当たらように意識することで、フックボールを打たない意識が働き、手でクラブを振り抜く打ち方から、体の上手く回転させインパクトのリストターンの仕方を学べ、フックボールの矯正に有効です。
左端の打席なら、右サイドを大きく使え、スライスボールの打ち分けの練習に向き、実際のコースでは、フェアウエーを広く使え左サイドのOBの危険防止に役立ちます。
練習場での1階打席打席と2回打席の使いわけ
1階打席の練習
平地に作られた練習場の1階打席の場合、打席とボールの着地点の高さが同じなので、距離感を養うことが出来るというメリットがあります。
特にアプローチの練習では距離感を作り易くなります。
フラットな練習場の場合、遠い距離を打ったときに着地点が見えにくく、飛んだ距離も分かりにくいデメリットがあります。
また、これは特に初心者が、ボールを上げようとして「すくい打ち」のスイングをしやすくなる点です。
2階打席の練習
地面が低い所にあり目線が低くなる事で、アイアン等ではダウンブローの軌道でスイングしやすくなり、「すくい打ち」といった初心者にありがちなミスが出にくくなります。
コースの打ちおろしホールのイメージで練習でき、コースの打ち下ろしホールでのミスの軽減に役立ちます。
どうしても高い位置から打つことになるので、高さの違いで起こる距離感が分かりにくくなり、実際のコースでショートする場面がおおくなります。
特にアプローチ練習では距離感を養いにくいというデメリットがあります。
練習場のマットの使い方
練習場のマットは相対的にクラブのソールが滑りやすく、フェアウエー、ユーティリテ、アイアンの練習で多少のダフリでもナイスショットと勘違いする点です。
インパクトでボールのこする音が聞こえたら、インパクトでクラブがボールに正しくインパクトできていないと理解してください。
マットの滑りでボールが正しく飛んでも、実際コースに出るとダフリが良くでるのも、こうした結果でおこるのです。
練習場のマットには白い線のティーイングエリアが設けてあります。
マットに沿って打つ癖をつけると、ティーイングエリアの罠にはまってしまうことがあります。実はティーイングエリアが正しい方向にを向いていない練習場は多くあります。
そこで、マットのティーイングエリアに逆らって打つクセを付けることで、コースに出ても打つ方向を間違える事が少なくなります。
実際コースにでると、周りの環境などで、自分が打ちたい方向にスタンスを取れずにミスショットを打つことが多くなります。
マットのティーイングエリアに逆らって打つクセを付ける練習は、実践的でとても有効で是非、この練習を取り入れることをお勧めします。
練習場でも、ボールの後ろから目標を見つけ、一、二度素振りをしてボールを目標方向に打つ癖も重要です。ナイスショットを打つ秘訣ですから身に着けるよう努力してください。
ショット毎にしっかりと自分なりのルーティンを取り入れ、ボールを打つまでの手順を同じにしておくことで、毎回同じスイングをしやすくなり、ナイスショットの確率が高くなります。
打席についたら
実際ボールを打ち始めるまえに、スイングだけじゃなく、目標に正しく向けているか、ボール位置は正しいか、リズムは早くなったり、遅くなったりしていないか等を丁寧に考えて練習することです。
練習を始める場合、どのクラブから初めていいか悩まれるゴルファーも結構おられます。
実際コースにでれば、ドライバーから使用することから、長いクラブから順番に短いクラブの練習が一般的です。
特に、初心者の場合、スイングを最も作りやすい7アイアンで打ち始め、納得出来てからドラーバーを打つようにしても問題はありません。
ドライバーの練習方法
ドライバーはクラブの中でもっと長いクラブになります。つまり慣性力が一番大きくかかることを意味します。
この慣性力をうまく利用して打つ練習をしてください。つまり遠心力を利用してヘッドの加速を高める打ち方です。
その最も簡単な方法は、左腕一本で何度も素振りすることです。
この素振りの注意点は、腕だけでなく体を使って行うことです。
スイングは体の回転で、腕を振りクラブを通してボールを打つ原理を忘れずに練習してください。
最初はだれでもスライスが出てします。これはクラブの長さからくる、フェースの開きが原因です。
左手一本のスイングの練習では、クラブヘッドが目標の左に向けてフォローすることができ、フェースが閉じる感覚を身につけることができます。
ゴルフを始めたばかりのゴルファーは、打ちっぱなしでは1番最初に7アイアンから始め、スイングのリズムが出来てきたら一番長いクラブ、ドライバーの練習に掛かるのが理想的な練習方法になります。
実際にボールを打つ場合、最後まで振る抜く癖を練習で身につけてください。
コースで最初に打つショットは、その日の調子のバロメータです。インパクトだけで終わらずフォロースルー、フィニッシュの運動連鎖を身につけることで、緊張感や力みの解消につながります。
アイアンの練習方法
アイアンの練習をするときは 何となく練習場の真ん中に向かって良い球を打つのではなく、グリーンとする範囲を決めましょう。
さらに、距離の異なるクリーンに対して、番手を変えて実際の飛距離を覚える練習が必要になります。グリーンまでの距離に合わせたクラブ選択は実践に必ず必要になるからです。
アイアンをクリーンにヒットさせる練習法として、テイーアップしたボールを払い打ちも効果的です。テイーアップの高さは芝の上に少し浮く程度の高さでOKです。
但し、一般ゴルファーはロングアイアンの練習よりユーティリテの練習に多くの時間を割いてください。苦手なロングアイアンの練習は返ってスイングを壊す危険があるからです。
ユーティリテの練習も、少しテイーアップしてボールの横腹を叩くイメージで行なってください。
アプローチの練習方法
アプローチの練習は、距離感を最も身につけなければいけません。そのため、1階で距離感をしっかり持って練習することです。
グリーンやピンが設置してある練習場では、打席からの距離表示をしていますから、ストロークの大きさでの飛距離を確認、ロフトの違いでの弾道、球の転がりを確認してください。
さらに、スタンスの大きさ、ボールの置く位置で弾道や距離は変化しますから、いろいろ試しながら距離感を覚えることがコースで大いに役立ちます。
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