重い(硬い)シャフトと軽い(柔らかい)シャフトのメリット・デメリット
重い(硬い)シャフトと軽い(柔らかい)シャフトのメリット・デメリット
柔らかいシャフトと硬いシャフトの違い
「シャフトがスイングを作る」と言われていますが、シャフトの硬さや重さはスイング作りにとても重要なファクターです。
実際柔らか過ぎたり、硬すぎるシャフトにはメリットデメリットがありますが、それには自分のスイングやヘッドスピード、スイングスタイルに合わせることがメリットにできるポイントです。
特に、初心者や飛距離の出ないゴルファーには参考になります。
硬い(重い)シャフト
メリット
□ ヘッドスピードが上がる:体全体で力強くスイングでき、ヘッドスピードが上がりやすくなります。
□ 弾道が安定する:硬いシャフトはトルクが少ないインパクトでのフェース挙動が安定するからです。
□ 低い弾道も打ちやすくなる:シャフトのシナリ幅が小さくロフトが立つからです。
デメリット
□ アウトサイドインの軌道になりやすい:ダウンスイングで力みが上半身にはいることで上半身が早く開いたり、スイング軸が飛行方向に倒れやすく、アウトサイドのスイングになります。
□ ボールが上がらない:シナリが小さくなりロフトが立ち高弾道に打ちにくくなります。
□ ダウンスイングの切り返しで打ち急ぎしやすい
:早く振ろうと打ち急ぎ、早打ちしやすくなります。
硬いシャフトはスイングが安定しているゴルファー向き
スイングが安定しているゴルファーは、スイング軸がしっかりしていて、クラブを速く振れている証拠です。この様なゴルファーには、硬めのシャフトの方が飛距離が伸び、コントロールしやすくなります。
スイングスタイルは、ボヂィーターンのスイングのゴルファーに向きます。
また、状況に応じてインテンショナルなボールも打ちやすくなります。
柔らかい(軽い)シャフト
メリット
□ 打ち急ぎを防げる:シャフトのシナリが起こりやすくゆっくりスイングできる。
□ インサイドの軌道になる:シャフトのシナリが起こることでタメができインサイドからクラブが出やすくなります。
□ 高い弾道が打ちやすくなる:シナリが大きくロフトがねやすくボールを上げやすくなります。
デメリット
□ ヘッドスピードが上がりにくい:力一杯スイングできないことでヘッドスピードは上げにくくなります。
□ ヘッドをコントロールしにくい:シナリ幅が大きく、インパクトでのヘッドの挙動が大きくフェースコントロールが難しい点です。
□ 低い弾道が打ちづらい:インパクトでロフトが寝てしまい、押さえの効いた低い弾道のボールを打てなくなります。
柔らかいシャフトはスイングが不安定なゴルファー向き
初心者や女性ゴルファーでまだ振りが安定していない、力があまりないゴルファーは、柔らかめがオススメです。ゆったり、軽く振ってもシャフトがしなるので、ゆったりとしたスイングが身につきます。
また、タイミングが合えば飛距離も伸びます。
スイングタイプとしては、ゆったりスイングするスインガータイプに向きます。
逆に、ヘッドスピードの速いゴルファーがやわらかいシャフトを使うと、しなりすぎて飛距離をロスしたり・方向性が悪くなってしまいます。
このように、シャフトの硬さは自分のスイングスピードや技量に見合ったクラブを使うことで、飛距離が大幅に伸び方向性も改善でき、ミスショットを大幅に減らす事ができるのです。
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