ウッドの重心角度
当サイト筆者は、ゴルフ理論でクラブ選定方法、製造方法として振動数理論並びに重量管理理論を提案、平成元年に発明その後、日本で初めて特許を平成6年に取得(第2597789号)、富士通FMRシリーズゴルシスとして、大手ゴルフクラブメーカブリヂストンスポーツや、大手シャフトメーカに情報提供、この分野においてはパイオニアとして貢献してまいりました。その資料を基に当サイトは構成されています。
ヘッドの重心角度
クラブを平らなテーブルに置いた時、ヘッドが下を向き、フェース面は斜めに傾き上の方を向く恰好になります。この時、オレジ線で出来た角度が重心角度になります。
重心角度は、球の捉まりを左右する重要な数値で、方向性を決める重要なファクターです。
フェースはトップ位置からインパクトにかけて約45度程度、時計と反対回りに回転し、アドレスで構えた元の位置に戻ろうとする力が働きます。
その為、ヘッドの返りは重心角が大きい程、元にに戻る力が大きく働き、その結果球の捉まりがよくなります。
例えば、重心角度が22°と27°の重心角のクラブでは、22°の角度を戻す回転距離が27°の回転距離より短く、戻ろうとする回転力が小さくなります。
これは27°のクラブに比べて、球の捉まえ方が悪い結果になります。
逆に、27°の方が戻ろうとする回転力が大きく働くため、22°の重心角より球の捉まりが良くなります。
重心角の及ぼす傾向は、重心角が大きいヘッドは、ボールが左に飛ぶフックが出やすく、逆に重心角が小さいヘッドは、ボールが右に飛ぶスライスが出すい事になります。
ただ、モデルごとの重心角の差は、特にウッドで大きく、一般的に重心角の大きい程、やさしいクラブであると言えます。
重心角度の違いで対応出来るスイングタイプ
重心角度が大きい |
重心角度が小さい |
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初心者 中級者 向き |
中級者 上級者 向き |
スライサー 向き |
フッカー向き |
ヘッドスピードの遅いゴルファー向き | ヘッドスピードの速いゴルファー向き |
市販のドライバーの平均的重心角度は 22度程度
スプーンの平均的重心角度は 21度程度 が基準になります。
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